■チョコレートにあうハーブティーについて
奥谷:チョコレートとハーブティーのペアリングについても教えてください。
宮本:ミルクチョコには、ミントやレモングラスを使ったさっぱりしたハーブティーがおすすめです。チョコの甘さとハーブティーの清涼感が調和します。ビターチョコには、スパイスの効いたハーブティーや、ハイビスカスとベリーにしょうがを加えたハーブティーがぴったり。ほろ苦さにスパイスの刺激がアクセントを加えます。ナッツやマロンのチョコには、ダンディライオンルートを使った香ばしいハーブティーがチョコの深い味わいを引き立ててくれます。

奥谷:実際にエンハーブさんの商品の中からご家庭で楽しめるペアリングも教えていただけますか?
宮本:カカオ70%チョコレートには、エンハーブのブレンドティー『最強のアタシ』や『クランベリーしょうが茶』がおすすめです。
奥谷:ネーミングも面白いですね!
■ペアリングを楽しむシーンについて
奥谷:それぞれ、どんなシーンで楽しむのが良いでしょうか?
宮本:『最強のアタシ』は、19種のハーブをブレンドした少しスパイシーな風味で朝に仕事や家事を始める前や、日中にもうひと頑張りしたいときにぴったりです。チョコレートと合わせることで、気分を上げてリフレッシュできます。『クランベリーしょうが茶』は、ルビー色のハーブティーが気分を前向きにしてくれます。しょうが入りの甘酸っぱいブレンドなので、冷房の中にいるときや食後にゆったりしたいときにおすすめです。チョコレートとのペアリングで、優雅なひと時を楽しんでみてください。
宮本:チョコレートも食べ方でおすすめありますか?朝ならこれ、夜はリラックス用、みたいに。
奥谷:チョコレートも朝はビターチョコレートで元気を、夜はミルクチョコレートなど甘いものとリラックスがおすすめです。これらのチョコレートをよりおいしく愉しむためのコツはありますか?

宮本:チョコレートの甘さとハーブティーの癒しが生み出すダブルの幸福感を最大限に活かすことです。チョコレートの種類に合わせて、風味や色、目的の異なるハーブティーを選ぶことで、互いの風味が引き立ちます。
例えば、果実のサクサク感があるチョコレートにはフルーティーなハーブティーを、深い甘さとほんのり苦みの効いたビターチョコレートにはスパイスの効いたハーブティーなど、ぜひ色々な組み合わせを試してみてください。

まとめ
ハーブ専門店エンハーブの知見をもとに、夏のご自愛タイムにぴったりなチョコレートとハーブティーの新しい愉しみ方をご紹介しました。自分へのご褒美やリフレッシュタイムに、ぜひペアリングを試してみてはいかがでしょうか。